この文章は東工大内ように書いたのですが一般公開します。
読んでくれた人ありがとう。読みにくいのはどんまい。レイアウト無視してます。
問題あったら消すなり修正します。





長い戦い、インカレを終えて。



最初は読まなくてもいいです。
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すべては今年に入ってから始まった。調子よかった歯車が狂いだしたのは忘れもしない工慶戦、トップはとった。しかし足の裏を痛めた。足の裏が弱いことは分かっていたし、昔もやったことあるからまたかと思った。そしてあまり危険視してなかった。トレは控えた。でも、それだけだった。徐々に痛くなる足の裏。

そして日にちは過ぎテストが始まる。勉学をきちっとこなしてなんぼの学生なので、きちっとこなす。点数ほしいしね。ただ、授業を聞いても分からない科目と聞いてなくて分からない科目もあり大苦戦。勉強で疲れ果てる日々が続く。

そんな中、関東リレーが行われる。楽しみにしていた。息抜きにもなるし、優勝もできると思っていた。そこでのアクシデント。朝車で事故る。バイクと衝突。ぶつかられた。ショックだった。事故を起こしたこと。楽しみにしていたレースに出れないこと。せっかくテスト勉強もせずに楽しめる日だったのに。。。朝8時には取り調べも終わり家に帰り枕をぬらした。勉強なんてできるわけもなかった。ただ、寝た。それだけの日になってしまった。

次週、OC大会。車がだせないので電車。予定より時間が倍以上かかる。レースも散々。帰りには靴を電車に忘れる。ニット帽子を会場に忘れる。何をやってもうまくいかない。そんな気持ちにしかなれなかった。靴はなんとかでてきた。(ニット帽子は忘れ物一覧にアップされるもOC側になくされる。ホント散々だ!ひどすぎる)もうストレスの絶頂だった。

とくに記述はしないが、JC以外のレースはぼろぼろだった。どうしてこうもうまくいかないのだろうか…。私生活もぼろぼろでした。
そんなこんなで、完全にストレスフル。
トレもできないし、心身ともにぼろぼろ。
一方でインカレの方はと言うと、モデルイベントに参加できる人が限られてしまう。宿の許容人数がおかしい。打ち上げ宿がない。などこれまた全然うまくいかず。俺の責任なのに。。。結局最後は打ち上げについては沖や海野さん・つぼどんに頼ってしまい申し訳なかった。そしてありがとう。

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以上暗い過去でした。
要約するとストレスもたまってたし。トレもできずマジボロボロでしたよって話。

さてさてインカレ当日。モデルは雨。そしてテラインに入る時間もほとんどなし。20分くらい?まあ、なんとなく体を動かした。ゆーやんと会ってだべれたし気も楽になった。ただ、帰りの道走りで足の裏の痛みを再確認。ショックだった。

開会式シード紹介。シードという立場で参加。舞台横でのシード同士の会話は楽しかった。友達も増えた。ああいう参加の仕方もいいかな。でも、スクリーンがよく見えないってば!

宿に到着。内容は言わなくてもわかるでしょう。ひどすぎた。調査以来も意見書もだした。それぐらいひどかった。

ミドル当日。シード選手として挑んだ個人戦。出走前に少し心残りがあったが、ゆーやんとスタートへ行きにゃおきさんゆーやんと一緒にスタート。特に緊張はしてなかった。終盤うまくいってたのでどきどきしながら走る。ゴールしてすごくほっとした。帰ってきてトップ通過にびっくり。

Aファイナル。レース前自分を優先させなかった。そして、緊張もしなかった。レース内容は深くは語らない。ただ、自分のレースができなかった。というか自分のレースじゃなった。順位の8位は悪くない。ただ、すごく悔しかった。今も思い出すだけで泣ける。悔しい。。。何故こうなってしまったのか。不思議と足の裏は痛くなかった。膝下の打撲も走ってる間は気にならなかった。

  表彰式、見てられなかった。端っこにいたら早稲田のNさんとTさんがきたので一緒に話してた。結局知り合いのほとんどを祝うことができなかった。俺は何をやっていたんだろう。こんなんじゃダメだと思った。

  レース後会場をぬけだし、へこんでいると善徳さんにはげまされた。すごいいい言葉をもらった。頭をなでられた。これからもがんばろうと思った。いつか善徳さんを抜けるように。

2年生になったとき目標は3位以内だった。でも、前後の状況から考えてAファイナル進出に変更。しかし、予選1位で欲がでた。もっと落ち着いてレースができていればよかったのに。

リレー。市長が1走でぶっ飛び。諒一さんにタッチする瞬間を恐くてみることができなかった。。。なんて俺は弱いんだ。正直もうあきらめていたのかもしれない。でも、ここで「たくさん抜いてきな」とエールをもらった。俺にとってその言葉は大きかった。気合が入った。そして諒一さんがきちっと仕事をしてきてくれたのでがぜんやる気が出た。がむしゃらにスタート、みんなが応援してくれている。OLT以外の人も応援してくれている。スタートから飛ばしすぎた。でも、やけくそになって走る。第1ビジュアル後農工に追いつく。でも、俺の体力はもう尽きかけていた。他のどっかの大学にも追いついた。でも足りない。入賞まではまだ足りない。あきらめずに走った。でも、無理なことは気付いていた。半分泣きながら走っていた。さっきの大学にまた追いつかれた。最終ビジュアル。やっぱりみんなが応援してくれた。ここで抜かれたらすべて意味がないと思い走った。でも、足がついてこない。尾根登る間に抜かれた。でも、ポスト周りで手間取っている。きちっととれば勝てる。


もう周りは何も見えてなかった
振り返らず走った
みなの声援が聞こえる
ひたすら走る
抜かれずゴール
10位
もう泣くしかなかった
無力さに泣いた
約束通りたくさん抜いてきた
7人もぬいた
でも、涙は止まらなかった
入賞したかった
このメンバーでインカレを走ることは2度とないのだから








あとで競っていたのが金沢の人であることがわかった。速い人だったし。あぶないあぶない。でも、それがなんとか自分を納得させる戦いにしてくれた。

俺の弱さをカバーしてくれたのは皆のおかげだと思っている。感謝。
1年間一緒にがんばってこれたOLTのみな。一緒に3人もAファイナルに行けてよかった。
また友人みな一緒に競えてよかった。
満足のいくレースができた人。おめでとう。
悔しかった皆、一緒にがんばろう。

最後に応援してくれたすべての仲間へ。ありがとう。すごくいい思い出になりました。

来年こそ来年こそはこの涙を喜びの涙に変えよう。

      2006年3月26日 東京工業大学2年 小山 温史